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ホームページ制作 2023.07.13(更新)

ひと昔前との比較。ホームページ制作の傾向

インターネットが本格的に普及し始めてからもう15年ほどでしょうか?

かつてホームページを自分でちょっと作ってみたり、DOEのような会社にホームページ制作を依頼したことがある方、その頃の知識を大事に持っていても、もはやその知識は『化石』レベルかもしれませんよ…。ホームページをこれから発注しようと思っている方、久々に自分で作ってみようと思っている方へ、最近のホームページ事情をいくつかご紹介しようと思います。

通信速度が格段に違う

昔は画像の使用点数や、画像そのもののファイルサイズを神経質なほどに気にしていました。「なるべく軽く軽く」という考え方でしたので本当はもっと画像をふんだんに使いたいのに使えない…という悔しい思いをした方、今ではさほど気にしなくても、ほとんどのインターネット環境でストレス無く表示させることができます

もっとも、表示速度は速いに越したことはないので、やみくもに重いサイトにしてはいけません。

画面のサイズ(解像度)が大きくなった

昔より画面のサイズが大きくなりました。正確に言えば画面の『解像度』というものが大きくなっています。例えば同じ20インチの画面でも、解像度が大きくなると『密度』が大きくなり、より多くの情報を1画面に表示できるようになっています。
昔の携帯電話を思い出してもらえばわかると思いますが、昔の画面は一つ一つのドットが大きく、文字などはギザギザしていたと思います。それに比べて今のスマホなどは人間の目では認識できないほどドットが小さい(=解像度が高い)ので、同じ画面サイズでも多くの情報が表示できます。

それに加えて物理的な画面サイズも大きい物が増え、PCはワイド画面が主流となっています。かつて一般的なホームページは760px(px=ピクセル:解像度の単位)前後の幅で制作するのが主流でしたが、今では1000px前後、もしくはそれ以上の大きさで制作することが多くなっています。

コーディングのルールが変わった

『コーディング』というのはHTMLという言語でマークアップ(プログラムのようなもの)をすることです。「かつて少し触ったことがある」という方も最近のコーディングはわからないかもしれません。『HTML5』や『CSS3』という最新の技術が、ブラウザの進化とともに実用的になってきており、見慣れないタグやスタイルが多く使われるようになっています。

例えば『文字に陰をつける』という単純なことでさえ昔は『陰のついた画像』をデザインソフトで一つ一つ作っていましたが、いまはCSS(スタイルシート)の指定だけで表現できるブラウザが多いので、デザインの幅が広がってきています

SEOの常識がどんどん変わってきている

SEO(検索エンジン最適化)の常識がどんどん変わってきています。

SEO『専門』の会社が多くあることからもその難しさは想像できるかと思いますが、昔の知識は忘れてしまったほうがいい、というくらい検索エンジン側の進化は進んでいます

『CMS』がより身近になった

CMS(コンテンツ管理システム)の導入が容易になってきています。

昔はホームページの更新をお客様側で行うというのはハードルが高く、『新着情報』などの特定の場所のみ更新の仕方をレクチャーし、一生懸命HTMLのコードをいじってもらい、恐る恐るサーバーにファイルをアップする…という流れが多かったかと思います。

しかし今となっては『WordPress』や『MovableType』といった簡易的なCMSが簡単に導入できるようになってきているので、『新着情報』のみならず、ホームページの多くの部分をお客様側で更新できるようになってきました。

デザインのトレンドが変わった

ファッションと同じでWebデザインにも流行り廃りがあり、昔「カッコイイ」と思われていたデザインも、今となっては「ダサい…」と思われてしまうかもしれません。

例えば今で言えば、iPhoneやWindows8などで採用されている『フラットデザイン』と呼ばれる、立体感を感じさせない平面的なデザインが、他の多くのホームページでも取り入れられています。

『JavaScript』が積極的に使用されるようになってきた

昔はJavaScriptはあまり使われていませんでした。ボタンにマウスオーバーすると画像が明るくなる等、細かい箇所での使用がほとんどでした。

しかし最近は画像のスライドショーや画面スクロールに合わせて動きを見せるなど、多くの箇所でJavaScriptが使用されています。その背景として、

  • iPhone、iPadでFlashが使用できない
  • jQueryの登場

が、挙げられると思います。

昔多くのサイトで使用されていたアニメーションツール『Flash』がiPhoneを始めとするiOSで使用できなくなったことで急速にJavaScriptの需要が高まりました。それと同時に、『jQuery』というJavaScriptのライブラリの登場で、今まで異なる仕様のブラウザごとに四苦八苦して書いていたプログラムコードを非常にシンプルに書くことができるようになりました。

スマホユーザーを考慮する必要が出てきた

上述の通信速度にも関係しますが、今ではスマホでホームページを閲覧するユーザーの割合が非常に多くなりました。『ガラケー』と呼ばれる従来の携帯電話ではPCサイトを綺麗に表示できませんし、使い勝手も悪いです。また、ガラケー用のホームページを作るにも、携帯各社の仕様が大きく異なるために開発コストが高くつきました。

そのような要素がスマホにはなく、快適にインターネットを楽しめるようになりました。

逆に言えばコンテンツを提供する側としてはスマホでのアクセスを考慮し、スマホサイトを作るかどうか、作るならどのようなサイトを作るかという点を必ず考えなければならないようになっています。

まとめ

とにかくホームページの制作というのは技術的にも環境的にも変化が速く、制作サイドですらトレンドについていくのは大変なことです。

『餅は餅屋』ということで、ホームページについて疑問点、相談事などありましたらお気軽にDOEまでお声掛けください。

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