DOE HOME > Web技術Tips > WordPress > WordPressで複数ブログの投稿・カスタム投稿を一覧表示する

category_02_m

WordPressで複数ブログの投稿・カスタム投稿を一覧表示する

Pocket

WordPressのマルチサイトを利用しているとき、複数のブログから投稿や、カスタム投稿の情報を1箇所に集約してきて『新着情報』のような形で一覧表示するケースがあると思います。

そのようなケースではWP_Query等では対応できないので、SQL文を作成しデータベースから直接データを引っ張ってこなければなりません。と言ってもさほど複雑なことはないので下記コードを参考にして頂ければ問題ないと思います。

当社DOEのホームページで言うところの、新着情報一覧ページはまさに上記のパターンです。

このWordPressのネタを紹介しているブログを含めて『3つのブログの投稿』と、DOE本体サイトの『お知らせ』を集約させています。しかも『お知らせ』は通常の投稿ではなく『カスタム投稿タイプ』です。

それと同時に、一覧ページなので『ページャー(ページ送り)機能』を設定しなければなりません。ページャーもこのケースでは通常のプラグイン(WP-PageNavi等)は使用できません。

まずは複数のブログ(マルチサイト使用)から投稿を集めて表示

新着の一覧を表示するページは固定ページとして作成してあります(page-news_blog.php)。

その固定ページテンプレートに下記のようなサンプルコードを記述します。

<?php
/*
各ブログの記事と、本体サイトのカスタム投稿「news」から記事一覧を取得する。
*/
$sql = '';
$blog_id_arr = array(1,5,8,9);//取得するブログIDの配列
$tmp = $blog_id_arr;
foreach($blog_id_arr as $b_id){
	$pg = get_query_var( 'page' );//現在何ページ目なのか取得
	if($pg == 0) $pg = 1;//1ページ目は「0」になってしまうのでそれを「1」とする
    next($tmp);
    switch_to_blog($b_id);
    $sql .= <<<HERE
(SELECT *, $b_id as blog_id
FROM $wpdb->posts
WHERE (post_type = 'post' OR post_type = 'news')
AND post_status = 'publish')
HERE;
 
    if(current($tmp) !== false){
        $sql .= "UNION\n";
    }
    restore_current_blog();
}
$sql .= "ORDER BY post_date DESC\n";
$posts = $wpdb->get_results($sql);//記事のセットを取得
$total = ceil(count($posts)/30);//条件にマッチした記事の総数を取得
$sql .= "LIMIT " . ($pg-1) * 30 . ", 30";//記事を0番目から30個、30番目から30個、…という流れで取得する
$posts = $wpdb->get_results($sql);//改めて記事のセットを取得

?>
<table>
<?php
foreach ($posts as $post):
    switch_to_blog($post->blog_id);
    setup_postdata($post);
?>

<?php get_template_part('loop', 'news-blog'); ?>
<?php endforeach;?>

</table>

おおまかな処理の流れ

  • 対象とするブログのIDを配列に入れて、その配列をforeach文でまわします。
  • ブログを切り替えるときはswitch_to_blog関数を使用します。
  • それぞれのブログから投稿を取得するSQLを作成します。
  • SQL文を『UNION』でつなぎ、ひとつのテーブルを作成します。
  • 『news』という名前のカスタム投稿タイプを使用しているため、『WHERE』で次のように指定します。
    WHERE (post_type = 'post' OR post_type = 'news')
  • 『ORDER BY』でソート順を決定します。
  • 『LIMIT』で1ページに表示する投稿件数を決定します。ここでは30件です。
  • 『$wpdb->get_results』で全ての条件に合致した投稿の一覧を取得します。
  • ループ処理で投稿の一覧を出力します。

ページャーの表示

直接データベースから引っ張ってきている都合上、ページャー用のプラグイン等は使えないはずです。

下記コードのように『paginate_links』関数に各種引数を設定して表示させます。

<?php
	//ページャー引数設定
	$main_blog_url = get_blogaddress_by_id(1);
	$args = array(
		'base'         => $main_blog_url . 'news_blog/%_%',
		'format'       => '?page=%#%',
		'total'        => $total,
		'current'      => $pg,
		'show_all'     => False,
		'end_size'     => 1,
		'mid_size'     => 5,
		'prev_next'    => true,
		'prev_text'    => __('«'),
		'next_text'    => __('»'),
		'type'         => 'plain',
		'add_args'     => False,
		'add_fragment' => ''
	);
?>

<div class="wp-pagenavi">
	<?php echo paginate_links( $args );//ページャー出力 ?>
</div>		

以上でマルチサイト使用の複数ブログから投稿一覧を取得・表示させることができます。

少し分かりづらい部分もあるかもしれませんが、WordPressでこのようなパターンはけっこう出てくると思いますし、使い回しのきくコードなのでご参考になればと思います。

Pocket

ホームページ制作のお見積額が40万円以上で、20%OFFキャンペーン

カテゴリ

人気記事ランキング

  1. 無料で使える明朝体の日本語WEBフォント
  2. Google Mapがエラーで表示されなくなった場合の直し方
  3. WordPressの『get_categories』でカテゴリーリストを自由にカスタマイズする
  4. カスタムタクソノミー一覧を任意の順番にソートする方法
  5. WordPressで子テーマのテーマフォルダまでのパスを出力する方法

最近の投稿

月別アーカイブ

ブログ内検索

ホームページ制作のお問い合わせは横浜のDOEで。